マンネリからの脱却

みなさんは、日々、メルマガやブログを書いていますか?

毎日のようにブログやメルマガを書いていると、「なんだかマンネリ化してきたな・・・」「毎回同じことを書いているような気がする」そんな風に感じる方も多いんじゃないかと思います。

でもね、読者から見たらマンネリなんてないんです!

なぜ、そう言えると思いますか?

読む人の立場になってみるとわかること

まずは、読者の立場になって考えることからはじめてみます。

あなたが気に入っているメルマガの中には、結構長期間、購読しているものがきっとありますよね。

それらの記事を毎日読むわけではないとしても、読むたびに励まされたり、なるほどと感心したり、わりと新鮮な気持ちで読んでいるのではないでしょうか。

 

では、それらのメルマガやブログのすべての記事が、まったく違うテーマ、違うノウハウが書かれていると思いますか?

 

実は同じテーマをいろいろな切り口で、繰り返し繰り返し書かれているということが非常に多いのです。

 

私たちが興味をもって読む記事とは

  • 知らないこと
  • 得意でないこと
  • 専門外のこと

が多いですよね。

 

シゴトに必要だったり、もっと知りたいとか何かをできるようになりたくて読みはじめると思います。

 

つまり、読者にとっては「専門外」や「未知」のものである内容が多いんです。

 

人は、専門外のことは一度聞いたくらいではなかなか頭に入っていかないんですね。

特に大人の学習の過程では、経験したことのないシチュエーションや、使ったことのない言葉を耳にしても、自分ごととして頭に入らない傾向が強い。

 

だからこそ、いろいろな切り口の話題で理解を進め、理解が進んだタイミングで新たな発見をする。

この繰り返しをするものなんです。

 

だから、同じテーマが取り上げられていても、受け手は毎回新たな発見をして、役に立つ記事として読むことができているわけです。

 

勉強するときも同じステップです。

凡人の私たちは(そうじゃない人はうらやましい!!)同じことを繰り返し学びながら、だんだんと腹落ちして理解をしていくものなんですよね。

 

起業家の発信は「くりかえし」が原則

情報の出し手である私たち起業家は、自分の本業である道の「プロ」です。

 

自分ではわかりきっていることでも、それを知らない方にしっかりと理解してもらうためには、幅広い切り口で、同じテーマについて繰り返し発信し続けていくものなんです。

 

自分自身はよく知っているテーマだから

「この話題、もう何度も書いた」
「さすがに飽きられるんじゃないか」
「同じことしか書けていない」

と感じることがあっても、ほとんどの読者はその道の「素人」

 

そして、読者とは=あなたの未来のお客様候補です。

 

あなたの専門テーマの情報に関心があり、もっと知りたい、できるようになりたい、と願うからこそブログやメルマガを読んでくださるのです。

 

だから、私たちがやることはシンプルです。

 

「どんな風に書いたらわかりやすいかな~」

「こんなエピソードなら理解しやすいかも」

そんな工夫をしながら、淡々と伝え続けていくこと。

 

マンネリを恐れる必要はないことがわかっていただけたでしょうか?

 

マンネリを感じる自分を卒業するには

書店を歩いてみればわかることですが、同じテーマの本が何十冊・何百冊と並んでいます。

そして普遍的なテーマであれば、何年もの間、くりかえし同じテーマの内容で、違う著者・違うタイトルで出版されています。

テーマによるマンネリなど存在しないのです。

 

あるのは、自分自身が感じる「飽き」や「停滞感」、「迷い」など。

 

自分が迷う理由は、たいていの場合は「自分の軸」に対する迷いです。

自分の軸=つまり自分のミッションを明確に持っていることで迷いはなくなるものです。

 

読者にとっては、同じテーマであっても、新たな切り口で提供された情報は新鮮さもあって、より理解が深まるもの。

だから、書き手である私たちが、迷わず、くりかえし発信を続けていくことが、起業家にとってはとても大切なことなんですね。

あなた自身のミッションは明確になっていますか?

 

動画Version

動画で見たい方はこちらからどうぞ。

 

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荻原 智子(おぎはら ともこ)

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