今の時代、個人事業主であっても、複数のビジネスを同時に展開している方は多いですよね。
たいていの場合、個人事業主や起業家の方なら、サイトはひとつだけあれば充分です。
ですが、まったく違う領域のビジネスを2種類以上されている方などはどうでしょう?
「ホームページやブログ、2つ以上は欲しいなぁ・・・。」
そんなケースはわりと多いものです。
もしあなたが、WordPressでサイトを作っているなら、柔軟に対応できる方法がありますよ^^。
「マルチドメイン」という方法
WordPressでサイトを持っている方は、ご自身で「レンタルサーバー」を契約していますよね。
そう、サーバーの一部スペースを個人用として借りているわけです。
そのレンタルサーバーですが、「マルチドメイン」というサービスを提供していることが多いんです。
マルチドメインとは、1つのサーバー(ご自分の借りているスペース内で)で、複数のドメインを管理できる機能のこと。
複数のドメインを使えるというのは、たとえば
https://www.akasatana.com/
https://www.saitasaita.jp/
https://www.abcde.net/
などのように、まったく別のURLのサイトを複数持てるということ。
つまり、レンタルサーバーを契約していれば“複数のウェブサイトを作れる条件がすでにある”ということなのです。
(どんな条件なら使えるのかは後半で)
もちろん、サイトを制作する作業自体は必要ですけどね^^。
ちなみに、私が使っているレンタルサーバーでは、月額1,000円程度で無制限にドメインを設定できます。
もっともワードプレスで作る制約の中では、最大で50個という制限はあります。
でも・・・・・・50個ですよ?
いくら複数のビジネスをやっているからって、普通の個人事業主・起業家の方は、そんなに必要ないですよね。
だいたい、管理ができないですしね^^;。
レンタルサーバーにはディスク容量というものもあるので、映像や画像をこれでもかこれでもかっ!ってくらい使う方は無制限というわけにはいきませんが。。。
これも普通に使用される方は心配いりませんね。
法人向けと個人向けをわける場合にも
たとえば、コンサルタントやコーチ、カウンセラーなどの職種の場合は、ホームページやブログは1つ(1サイト)でも十分に訴求することはできます。
ただ、こんなケースはないでしょうか?
- 法人化している場合
- サービス内容が「法人向け」「個人向け」で違う場合
法人化している場合に、個人をウリにしているブログが中心コンテンツになっているようなケースでは、会社紹介などのお堅い情報メインの法人サイトもきちんともっているほうが、お客様に安心感を持ってもらえるかもしれませんよね。
また、サービス内容が「法人向け」「個人向け」で違う場合はどうでしょう。
法人への営業活動で相手の方にお知らせするホームページにお客様がアクセスしたら、社長自身のブログがメインで、肝心のサービス内容が探しにくかったり。
逆に、個人のお客様にアクセスしてもらった時に、お堅い会社情報メインのホームページでは、すぐに離れていってしまいますよね。
そのほかにも、地域密着型のサロンビジネスのかたわら、健康食品を販売していたり、コーチング業をしながら副業で塾を経営していたり。
それぞれのビジネスに親和性があっても、「お客様が迷うかも?」と感じたときには、ホームページはわけておいたほうがよいかもしれません。
マルチドメインは誰でも使えるの?
使える条件は厳しいものではありません。
- 契約しているレンタルサーバーのプランが「マルチドメイン」に対応していること
- マルチドメインの上限数以内であること
だいたい、こんな感じ。
マルチドメインの上限数、というのは、契約プランごとに設定されている制限のこと。
起業家に人気のレンタルサーバー会社の「エックスサーバー 」や「さくらインターネット」「ヘテムル」などは、どこもマルチドメインに対応しています。
マルチドメインの上限数は50〜100個程度とされているところから、無制限というプランもあるようです。
今のレンタルサーバーをそのまま活用して、ワードプレスでホームページやブログを複数作ることは、運営する手間やランニングコストを考えたら、結果的にお手軽になるかもしれません。
ビジネスを末長〜くやっていくために、よりよいWEBの活用方法の一つとして、ぜひ知っておいてくださいね!