ホームページを制作するとき、費用も時間もかけるのですから、いろんな理想を思い描きますよね。
もしあなたに、ホームページ作成の計画があるのなら、このポイントは知っておいてほしいなと思うことをお伝えしておきますね!
カッコよくしたいがためにやりがちな過ち
どんなホームページにしていこうか、と考えたときに、最初に頭に浮かぶのが
- どんなデザインがいいかな?
- キャッチコピーどうしよう?
- ロゴやサービス名をどうする?
などなど。
その流れで、こんなことになりがちです。
どうせやるなら、屋号やサービス名は英語でカッコよく!
その気持ちはよーく分かるのですが、もし私が関わることになったら、きっとダメ出しをすることになるでしょう^^;。
サービス名やサロン名、自分のお名前など、スタイリッシュに見せるために英語にしているケースってものすごく多いのです、日本人を対象にするビジネスを考えている方に、英語はほとんど必要ありません。(ウェブ的には)
日本語ネイティブの私たちにとって、英語というものは「絵」に見えるんですね。
英語を読めたとしても、内容を理解できるものであっても、それは同じです。
だから、パッと見、とてもカッコいいとも言えるのでしょう。
なにせ「絵」なのですから^^。
個人ビジネスをやっている方のホームページで、もっとも大切なのは、情報がわかりやすいこと!!
ブランディングの為にカッコいいものをつくることには大賛成ですが、英語を埋め尽くすようにつかうことで、個人のお客様を迷わせることになっていないか、気をつけてみてください。
お客様の立場になってみると・・・
そして、お客様の身になって、こんなことも頭に入れておいてほしいなと思うのは、使うキーワードのこと。
検索エンジン対策の基本で、間違えがちなのは「〇〇〇というワードで検索してほしい」という思い込み。
サービス提供者側の想いとしては、店舗名・ブランド名・個人名・商品名などの固有名詞を大切にしたいものだと思いますが、その「想い」はWEB的にはこだわる部分ではありません。
いくら、屋号やサービス名にこだわったとしても、そのワードで検索されることは少ないものだからです。
(営業時など、ストーリーを語れるという点では、こだわりがあった方がもちろん良いと思います!)
ましてや、その固有名詞を英語で検索することなど、ほとんどありません。
自分が検索する側だと想像すれば、わかりますね。
たとえば、こんな感じ。
「横浜を歩いていた時に立ち寄った、あのチョコレートの専門店、なんていったっけ?ほら、みなとみらい線の・・・。えーと、どこの駅だっけ?」
みたいな記憶で検索するときに、固有名詞なんて浮かびませんよね。
ショップカードを持っていたとしても、リビングでくつろいでいるときに何かを調べようと思ったら、手に持っているスマホで「有楽町駅近くの〇〇を売っているお店」みたいに検索してしまいませんか?
大切にしてほしいのは
「自分のお客様が、
どんなワードで検索するか?」
を想像すること。
お客様は、
自分の探したい情報を
自分の知っている言葉・よく使う言葉で
検索するものです。
これにのっとって、ホームページで使うキーワードを考えていく必要があります。
ブランド名・サービス名の連発よりも、お客様が検索するであろう言葉が入っている「日本語」で表現した文章が、しっかり配置されているほうが、よりよいですね。
Facebookでの英語表記について
Facebookをやっている方にも、一言アドバイスです。
ご自分のお名前をローマ字表記にされている方は、今でも結構多いのですが、ローマ字表記はおススメしません。
上記で示したように、あなたの名前を「認識」してもらいにくいからです。
パッと見、ただの暗号みたいに見えるんですね。
多くの方に知ってもらいたい。
認知してもらいたい。
個人ビジネスをやる人は常にそう考えるでしょうから、お客様が「日本人」の場合は、日本語表記は必須だと考えて対応したほうが良いでしょう。
海外の友人が多いとか、仕事上、英語が必要という方以外は、日本語表記がおススメです。
ちなみに、Facebookは名前を変更すると数か月間(2ヶ月だったでしょうか)、変更することができなくなるためご注意を!
普通、名前が変わることはあまりありませんものね^^。
たかが英語表記とあなどらずに、お客様の為に丁寧に考えるべきポイントを、ご自分のホームページに生かしてみてください!!
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荻原 智子(おぎはら ともこ)