ワードプレスには「テーマ」という機能が備わっています。
デザインに独自性を加えたもの、使い勝手をさらに工夫したもの等、「テーマ」によって、かなりの違いがあります。
どんなテーマを選ぶかで、デザインテイストや使いやすさが変わってくるので、「テーマ選び」はかなり重要。
それなのに、自分でテーマを選ぶには、かなりワードプレスに詳しくないと判断しづらいのも事実。
今回は、「テーマ」選びの現状やヒントをお伝えしていきます。
もくじ
ズバリ何がオススメかについては・・・
残念ながら、何がオススメか?について、ズバリの回答をお伝えすることは難しいのです。
・・・すみません・・・^^;
特定のテーマを「〇〇がおススメ!」と言わないかというと、「言えないから」。
その方自身と、その方のビジネスのためにホームページがどうあるべきか。
それは、人それぞれに大きく違うからです。
たとえば、同じセラピストという仕事をしている人であったとしても、持っている技術や経験、個性、お客様の層など、すべて違うのに、同じデザイン・イメージ・コンテンツで同じ見せ方はしないはず。
総合的にみていった上で判断して決めていくべきだからです。
とはいえ、何か基準がある方が参考にしやすいですよね。
現在のこのサイトのテーマは、「JSTORK」というものです。(2018年11月現在)
とても気に入って採用したこのテーマは、日本企業が制作されている大人気テーマで、ネットサーフをする人ならよく見かけるほど、多くの方が使っています。
利用者が多いということは、ネットにも情報が多いということ。
このこともテーマを選ぶメリットの一つですね。
「テーマ」を選ぶ基準とは
テーマによって、初めから備わっている機能には大きく差があります。
この機能差は「使いやすさ」に直結するので、何を選ぶかは結構重要なんです。
趣味サイトならともかく、ビジネスで使う場合は見た目が整っているのはもちろん、機能的にもその方にとって最低限必要と思われるものが実装されていてほしい。
そこで、おおまかに基準として考えておきたい3点をお伝えしますね。
実績・信用度
利用者が多い、というのはそれだけで実績があり、信用度が高いといえます。
意識して、ネットサーフしていると、「この感じ、みたことある!」となることがあるのですが、人気テーマというのはそれほど多くのサイトで見かけるということなのです。
私は仕事柄、いろいろな有名テーマを実際に試してみたり、気になるテーマを購入して、クライアントさんのビジネスに活用していますが、結構、テーマによって「クセ」はあるものなんです。
ですが、「クセ」が合うか合わないかは、実際に使い始めてみないとわからないもの。
とくに最初のうちは、その判断すらつきませんから、より実績で選ぶことをお勧めします。
解説書やネットに情報が多い
自力でやる場合、オススメするポイントとしては、ネットを検索したときに多くのサイトが引っかかるというのはチェックしてほしい大事なポイントです。
解説書が市販されていると尚いいですね。
ネットに掲載されているマニュアルだけでは、情報が足りないケースが結構出てくると思います。
ビジネスのためにやるサイトですから、やりたいこともいろいろある。
そのときの辞典用に書籍があると心強いと思いますよ^^。
できれば日本製
日本製というのは、日本人が作った日本語対応のものという意図です。
外国製のテーマでも、多少Webに知識・経験があるならおそらく問題は少ないでしょう。
ただし、Web苦手かも・・・と思う方なら、英語がネイティブくらいでも外国製のテーマはあまりお勧めしません。
たとえ英語が得意であっても、内容は「Web」の専門用語も多いから。
日本語でWebの解説書が読めるのなら問題ないかもしれませんが、そうでないのなら日本語対応されているものがオススメといえます。
ただし、日本製であっても、無償でサポートがあるとか、動作を保証してくれるというわけではありませんので、その点はご注意ください!
ちなみに、この3つをある程度満たしているかな、と思う日本製のテーマは、有名なものですが「Biz Vektor(ビズベクトル)」というものがあります。
実際に使われているのをよく見かけますし、書籍も出版されていて、日本企業が制作されています。
コーポレートサイトには特に向いていますが、デザインの設定次第ではやわらかめのビジネスにも対応できそう。
ただし、こちらのテーマも開発からだいぶ時間が経ち、今では新しく開発されたLightningというテーマへの移行を勧めているようです。
本来のワードプレス「テーマ」の選び方
ビジネスでワードプレスを使う場合の「テーマ」では、何を選ぶべきか。
その基準として大事なポイントを挙げておきます。
ビジネスの内容はなにか?
個人事業主の場合でも、おこなっているビジネスは多岐に渡ります。
あなた自身のビジネスがどんなものなのか、ビジネスの特徴や他との差別化、強みは何かといった点を考慮してはじめて、どんなホームページが有効かが見えてくるものです。
サロンを経営している整体師さんと、個人セッションを中心にしているコーチとでは、おのずと変わってくるものですよね。
ご自身のイメージ
イメージというのは外見的なものももちろんありますが、それだけではなく、お客様から持たれている印象や、これからどんなビジネスに成長させていきたいか、といったご本人の意向などのイメージです。
自分のことは自分が一番わかっていない・・・
コンサルティングをやっていると、そう思うことがよくありますが、ものすごく光る魅力をお持ちなのに、ご本人は全くそれを魅力だと感じていないことがどれだけ多いことか。
こればかりは、第三者のプロに任せるべき領域だと思います。
コンテンツ内容
前の2つに関係してようやく形が見えてくるのが、「コンテンツ内容」です。
これらが明確になると、ホームページの柱となるブログの内容が固まってくるのです。
これがホームページの成功にもっとも重要な部分です。
これらの要素を分析していくと、その方にとってどんなホームページがよいのかがはじめて見えてきます。
それを踏まえて、最適な「テーマ」が決まるのです。
デザインも使い勝手も、テーマの良し悪しで決まる部分が多いのですから、ぜひこの要素は外さずに、しっかり見極めていってください!
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荻原 智子(おぎはら ともこ)