昨日、シゴトでご一緒した彼女は、ご夫婦での旅行が趣味だとか。
海外旅行が多く、聞かせてくれた経験談は楽しい話ばかりで、私も旅行好きなので2人で相当盛り上がりました^^。
でも、途中でこんなことを言っていたんです。
「こんなふうに盛り上がれると楽しいんだけど、旅行に興味のない人もいるんですよね。そういう人とは話も弾まないし、自慢話だと思われたこともあるんです」と。
ハッとしました。
自分がいい・すごいと思うこと、良かったと思うことは夢中になって伝えたくなるものだけど、相手が自分に関係ない話(興味がない話)だと思えば、途端にその話は相手の耳には届かなくなるってこと。
これって、私にもあるのですが日常やってしまいがちなワナですよね^^.
私も失敗はたくさんあります。
会社員だったころ、はじめて管理職になってメンバーとの関わり方に悩んでいた頃、コーチングに出会いました。
個人セッションを始めたらすぐに成果は出はじめ、メンバーとの関係性が劇的に変わるという体験をしたんです。
「これは素晴らしい!」と感動した私は、友人にコーチングを勧めたんです。それもかなり熱心に。
あまり関心なさそうな顔をしていたことには気づいたのですが、話を一通り聞いてくれた後に一言。
「私には必要ないかなぁ」
これね、何が起こっていたのかというと、私は、自分の想い(主観)だけで話をしていたんですね。
気持ちの押し売りです^^;。
「役に立つはずだ」という想いだけがあって、彼女が興味を持つかどうか、それ以前にどんな効果があるのか、なぜおすすめなのか、ということ全部、すっぽり抜けていたのです。
なんて自分勝手なんでしょう^^;>私。
もし、これがビジネスで起こっていることだったらどうでしょう。
相手はお客様です。
直接面識のない方とのメールでのやり取りや、初対面でお会いする方を相手にこんなやり取りがあったとしたら?
自分がお客様だったら・・・・
ちょっと引いてしまいますよね^^;。
自分のやろうとしているサービスは素晴らしい!と信じているからこそ、みずからハマりやすい罠、コワイです^^;。
悪気がないまま熱心に「相手が興味を持てない」オススメをしていないか、気をつけていきましょうね!
**************************************
個人事業主・ひとり起業家のための
ビジネスWEB活用術
個人事業主・起業家専門
Webコンサルタント・Webトレーナー
荻原 智子(おぎはら ともこ)