WEBコンサルティングのクライアントさんと接していて、気づいたことがあります。
それは
● 一気に進む方
と
● 一歩進んで、止まってしまう方
に、だいたい二分されるということ。
それはなぜなのでしょうか?
歩みが止まる理由
一気に進む方は、前々からサイトを持っていたり、ブログをずっと書いてきたなどの運用経験のある方のうち、WEBでどんなことをやっていきたいか、何をできるようになりたい、という目的意識が明確な方。
いっぽう、途中で一時停止してしまう方はコンサルを機にWEB活用を本格化しようと始められた方に多い印象です。
一時停止する理由、それは、一気にWebの情報が入ってきていろいろ試し始めてみたら
- 自分の発信内容に疑問が出てきたり
- 方向性に迷いが出たり
してしまうことが多くなるから。
一見、悪いことのように感じるかもしれませんが、これって実はとてもよい兆候なんです!!
新しいことを始めたばかりの時は意欲もあって、ドキドキワクワクしてどんどん手が進みます。
ところが、何かをやり始めるとかならず想定外のことが起こりますよね。
(トラブルという意味ではありませんよ)
- やってみたら思った以上に時間がかかってしまう・・・
- 反応がないからこれでいいのかどうかわからない・・・
- 誰かが記事を読んでいるプレッシャーを感じる・・・
こういうことを感じている時の頭の中はこんな解釈をしています。
「こんなに毎日時間を割くことはできない」
「全然反応がないから読んでる人なんかいないんじゃないの」
「プロとして変なこと書けないよ・・・」
たいていは無意識ですが・・・、頭の中だけものすごく忙しくなっている状態です。
でもね、ちょっと考えてみてください。
こういうことは進んでいるからこそ出てくるつまづきポイントなんです。
つまり、あらたな課題が見えたということ。
もしも手が止まっていると気づいたら自分にこう囁いてみてください。
「進歩している証拠だ」と。
そうはいっても、つまづいたまま進めないと感じることはあるかもしれません。
せっかく進んだ一歩を無駄にせず、つまづいたままにしないで進歩していくには、どうしたらよいのでしょうか?
起業家の発信は「コツ」と「慣れ」
WEBで発信を始めると出てきやすい
「こんな内容でいいのか?」
「方向性は合ってる?」
「内容の難易度は?」
このような迷いを克服するには、「コツ」と「慣れ」が必要です。
中でも意外と大切なのは「慣れ」。
わたしは、この対策から始めることをオススメしています。
コツの方はどうするかというと、あなたの専門分野の知識やスキル・経験・技術などが、その分野の素人のお客様に伝わる文章として書ければOKなので、お客様との関わりが増えてくると、徐々にお客様に届く言葉がみずから出せるようになってきます。
ですが、 「コツ」を実感するのは、「慣れ」た後でないと本人にもなかなかわからないもの。
だから、まずは「慣れ」ることが大切なんです。
新しい習慣を身につけるための100日の壁
「慣れ」を実感するには、その行動が習慣になっていればいい。
新しい習慣がしっかりと体に染み込むには100日かかるといわれています。
この100日を超えられると、迷いが出たり疑問があっても、「習慣」になってきているものは意外とたやすく続けられます。
それに加えて
100日を超えたということは
100記事も書けたということ。
あなたのビジネスに関連した記事が100本書けていれば、早ければそろそろ反応も出てくるはず。
毎日の作業への張り合いがどんどん増えていく頃なんです。
そしてもう一ついいことが。
ここまで記事が溜まってくると、書いてきた内容を見直すことができるんです。
どんな内容に反応が多いか、少ないか。
自分の専門テーマとお客様からの要望にギャップはあるのか、ないのか。
こうなれば、しめたもの^^。
100記事の「コンテンツ資産」ができてくると、それからのWEBの基盤づくりにも大きな弾みになってきます。
ただ「3ヶ月続けてみよう」では、我慢比べみたいでなかなか続かないかもしれませんが、「100日続けてコンテンツ資産化の基盤を作る」と思ってコツコツやることなら意義深いことだと思いませんか?
「コンテンツ」という資産と、「習慣」という資産を手に入れられる100日をめざして、今日もせっせと発信をしてみませんか?
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個人事業主・ひとり起業家のための
ビジネスWEB活用術
個人事業主・起業家専門
Webコンサルタント・Webトレーナー
荻原 智子(おぎはら ともこ)