「ワードプレスでホームページを作ったら、すぐに検索結果の上位に表示されるの?」
ということは、これまでかなり多くの方から質問されてきました。
一時期、「ワードプレス」という言葉が一人歩きして話題になったこともあって、何となく気になっているという方まで含めると、この疑問をお持ちの方は結構いるかもしれませんね。
残念ながら・・・
そんな都合のよい魔法はありません^^;。
でも、ワードプレスの持つ力というのは、本来そこではないんですよね。
これを理解してもらうために、起業家の方が多く使っているアメブロとの違いについて少し触れてみますね。
アメブロとワードプレスの違いを何かにたとえると
アメブロを始めるということは、たとえるなら、楽天に出店するようなものなんですね。
楽天などのECショッピングモールなら、出店の手間や費用・制約等はあるけれども、ビジネスとしての初動はいいですよね。
多くの人の目に触れる場所に出すわけわけですから。
アメブロもそれと似ていて、そこにブログを持っている(参加している)というだけで、アメブロの様々なコミュニケーション機能が使えます。
みずから他の人のアメブロを訪ねてコミュニケーションをとる(読者登録したり、いいねしたり)ことができるので、これをきっかけにお互いを知り、自分の存在も知ってもらえる可能性も出てきますよね。
一方のワードプレスは何かというと、都市部から離れた住宅街に路面店を出店したようなものと想像してみてください。
はじめのうちは、そこに店があることを誰も知りません。
あなたが店を出したことを知っている一部の人が、時々訪ねてくる、という状態ですね。
存在を知ってもらうまでには時間がかかりますが、扱う商品やあなた自身のことが知られるようになってくると、この店めがけて、わざわざ足を運んでくれるようになる。
そう、時間はかかるんです。
でも、モールへの出店と違って、完全に自分の店であれば、ルールは自分が決められますよね。
扱い禁止の商品もありません。
楽天のような巨大ショッピングモールの中で「個性」で選んでもらうのはなかなかに難しいかもしれませんが、徐々に知られるようになったあなたの路面店は、「個性」でこそ勝負できるステージになり得るのです。
一番の違いとは?
ショッピングモールでの買い物を思い出してみると、よっぽど強いブランド、もしくは大のお気に入りブランドでもない限り、そこでの買い物についての記憶はわりと薄いんじゃないでしょうか?
店舗の入れ替えがあったら、「残念。。」と思いはしても、新しい店舗が魅力的だったらあっさりそちらに乗り換え、なんてことも簡単に起こりえます。
逆にあなただけの専門店は、こだわって作った店の雰囲気や、あなたらしさが光るサービスや商品の良さに惹かれて買ってくださいます。
ここが一番の違いです。
自分が作った、自分の店舗を大事に育てるというのは、将来の優良なお客様候補が少しずつ増えていく、ということなんですよね。
地道ですが、着実な道です。
そんなお店を作りたい、長く愛されるサービスにしたい。
そう考えるならば、今のうちからコツコツやることが大事。
どうせやるなら早い方がいいですよ、というのがワードプレスをおススメするひとつの大きな理由です。
アメブロやFacebookなどの優良なWebツールが十分に機能するうちに、それらも上手に活用しながら、ワードプレスを育てていくことを始めてみてはいかがでしょうか。
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荻原 智子(おぎはら ともこ)