最近、よく耳にしませんか?
「自分のファンを作ろう」って。
別にタレントじゃないし、ファンなんて大げさなと思われるかもしれませんが、SNSを使っているならわりと日常的にやっていることなんですよね。
「ファン」=「なんとなく好き」ってことですからね~
お互いにファンになったり、なられたり^^。
個人ビジネスでブログを活用している方は、「ファンをつくる」とはどういうことか、自分のことに置き換えながら読んでみてくださいね!
「ファン」って一体どういうこと?
誰かのことを「いいなぁ」「なんか好きだなぁ」って思うとき、
- カッコいいから
- 綺麗だから
- 成功しているから
という特定の理由だけで好き、ってことはあまりないですよね。
どういうわけだか、
- 雰囲気
- 表情
- 話している内容
- やっていること
- 伝わってくる生き方
- 声や喋り方
言葉では言い表せないようなものに惹かれて「ファン」になっているんじゃないでしょうか?
この言葉では言い表せないものとは、その人に対して理由もなく興味がわく、ということなんだと私は思っています。
「この人はいったいどんな人?」
「どんなことを考えている?」
「どんなライフスタイル?」
その人自身に対する理由のはっきりしない興味から、やがて
「どんなシゴトをしているの?」
「どんな経験があるの?」
「何をお任せできるの?」
そんな風に変わっていくのが「ファンの心理」なのだと、とらえてみてください。
「ファンの心理」とブログの関係
「ファンの心理」にステップがあるとすれば、ひとつひとつのステップは一瞬で過ぎていく場合もあるでしょう。
まさに「勘」みたいなものですね。
印象で好き嫌いが決まるというのは生理的なものなので、本人の努力ではどうしようもないものですが、むしろ、それでよいのです!!
理想のお客様というものが存在するのなら、理想ではない(自分にとっては苦手な相手とか)お客様もいらっしゃるはず。
- 価値観が全く違う
- お互いに使う言葉の意味が分からない
- ノリや笑いのツボが合わない
等々。
「勘」でふるいにかけられたら、あなたがどう頑張ったところで相手には響かないので、その層の方に対して努力する必要はなくなります。
というより、そもそも何も届かないのだから、それらの人たちを意識した発言をする必要はないのです。
これって、「お互いを探り合う無駄をなくしてくれて、ありがとう♡」ってことですね^^。
万人に向けた発信が誰にも届かないメッセージになるというのは、まさにこのことなんです。
ファンをつかむためにWEBをどう活用すればよい?
自分自身を出せば出すほど、勝手にフィルターがかかるようなもの。
当たり前のように、あなたのことが好き、という人が残るようになっていくんですね。
では、「ファンをつかむために」WEBをどう活用すればよいか、という観点で、もう一歩進んだアドバイスをお伝えします。
あなた自身が考える「理想のお客様像」がありますよね。
そのお客様は、
- どんなことに困っているでしょう?
- どんな問題に気持ちを乱されているでしょう?
あなたは、そのお客様のために、役に立ちたい、悩みを解決して差し上げたいという想いを持っているはずです。
では、どんな方法でそのお悩みを解決してあげられるでしょうか?
この視点を常に意識して、あなたが提供できるお悩み解決法をブログやSNSを使って発信していくのです。
理想のお客様以外には役に立たない内容で全然構いません。
万人を助けようなんて思わないでいいんです。
あなたが助けられるのは、あなたの理想のお客様だけなのですから。
そうやって突き詰めていくと、その方のお悩みを解決するために、どんなことができるのかを自然と四六時中考えているようになるんですね^^;。
そういった想いが伝わるようになると、その想いに触れた方がいつの間にかあなたの「ファン」になってしまう。
「ファンを作る」というのは、無理もしないし、小手先のテクニックでもない、「あなたの想いが伝わる」ことで形になっていくものなんです。
これが伝わって、あなたの「ファン」になった方は、あなたの知識や経験を好きになったわけではありません。
想いが素敵、とか、言ってることに共感していることにすら無意識かもしれません。
つまり、あなたのファンは、あなたのことを「なんとなく」好きなのだから、あなたらしさを出せば出すほどファンが増えるというわけなのです。
だから安心して、あなたのファンだけに向けた発信を思い切ってしていってくださいね!!
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個人事業主・ひとり起業家のための
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個人事業主・起業家専門
Webコンサルタント・Webトレーナー
荻原 智子(おぎはら ともこ)