「お客様の言葉」で伝えるということ

起業してご自分のビジネスをやっている方は、みなその道の専門家です。

専門家だから、業界用語もわかるし、難しい専門知識も知っている。

だからこそ、その知識や経験を生かして、お客様の役に立ちたいとビジネスに取り組んでいると思います。

では、その専門性は「お客様に伝わって」いるでしょうか?

「私は、正しいことをしっかり伝えています!」

いえいえ、そういう意味ではないんです。

あなたのビジネスやあなた自身のことは、お客様に理解してもらえて、共感してもらえて、それがあなたのビジネスに繋がっているでしょうか?

専門知識や専門用語が、あなたを専門家にしているのではない

先日、WordPress関連の大規模なイベントに参加してきました。

初心者から上級者・プロまで様々な方が参加していて、テーマも様々なセミナーが開催されていました。

私自身はとても勉強になることばかりで、参加できて大満足でした。

興味のある方なら、このようなWebのイベントや勉強会にはどんどん参加するといいなというのが本音なのですが、じゃあ忙しい起業家の方、万人に勧められるかというと・・・

残念ながら答えは「NO」。

どんなに初級者向けと謳っていても、内容はやはりちょっと難しいのです。。。

もちろん、登壇された方々はみな真剣ですし、できる限りの情報共有をしてくださる方ばかりでした^^。

でも、どうしても難しくなってしまう理由は私にはよくわかっています。

それは「正しく伝えたい」と思っているから。

 

嘘やいい加減なことを伝えてもいいなんて思っている人はいないと思いますが、Webのプロでもない限り

・そこまでの背景は知らなくてもいい
・わからないままでもOK

というWebの内容なんて、たくさんあるんですよね。

 

では、あなたのビジネスではどうでしょうか。

お客様の言葉を使って、伝えることができているでしょうか?

この記事を読んでくださっている方は、その道のプロとして正しく伝えたい、知って欲しい、という想いを持っている方が多いと思います^^。

ですが、個人の方向けのビジネスをやっている私たちがもっとも大切にしなければならないのは、自分のやっていること・伝えていることがお客様の役に立っているのかどうか?ということ。

 

いくら正しい情報でも

「難しくてよくわからなかった・・・」
「頭に入ってこなかった・・・」

というのでは、あなたのせっかくの努力が水の泡になってしまいますものね。

もちろん、専門用語は悪いことではなく、ある程度は使う必要があるし、覚えてもらった方がよい言葉もあります。

だからこそ、お客様に対して私たちは「翻訳者」であるという意識が必要です!

 

あなたの専門知識や経験をお客様の役に立ててもらう為に、お客様がわかる・伝わる言葉をどんどん使っていきましょう^^。

「1mmの狂いもない正しさよりも、子どもにも理解できるわかりやすさ」

これをぜひ意識してみてくださいね!

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個人事業主・ひとり起業家のための
ビジネスWEB活用術

個人事業主・起業家専門
Webコンサルタント・Webトレーナー

荻原 智子(おぎはら ともこ)

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